unsui法純の「波蘭便り」

中陰から太陽へ向かう

仏教では「中陰」とい言葉があります。中陰とは死んでから生まれ変わるにかけての時期のことです。キリスト教徒は人が死んだら、天国に行くという考え方、というか信仰があるけど、仏教ではそうではなく、人間は死んだら、自分の善行か悪行の結果で生まれ変わります。チベットの仏教では「Bardo Thodol」というテキストがあります。
8世紀にパドマサンバヴァによって作られたものだとされております。人が死んだら、ラマがこのテキストを読んであげます。これで死んでいる人の意識を正しく中陰に案内することができると思われています。 

今月29日、東日本大震災の犠牲者の49日(中陰の最後の日)に合わせ、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が護国寺で法要を行われました。私も、彼岸寺のお坊さんと一緒に肩を合わせ、ボランティアとしてイベントがスムーズに進むようにいろいろ仕事がありました。

法要は2時間掛かりました。先ず、ダライ・ラマ法王がチベット人の僧侶と一緒にチベット語で般若心経を唱えわれ、次に日本人の僧侶たちと集まっていた信徒たちと一緒に日本語で般若心経を上げました。

泣いている人もいれば、チベットのKHATAを持っているかたもいました。

KHATAとはシルクのマフラーです。仏教界ではKHATAを人が、自分のピュウアハートの意味で、ラマ(仏教師)をあげています。ダライ・ラマも時々いろいろな政治家、大使館にKHATAを首にかけられます。

幸運にも、僕もあるおばさんからKHATAを頂き、ダライ・ラマ法王がリムジンから降りられた瞬間、僕にいらして、ニコニコの顔をしながら、握手をくださいました。なかなかわすられないタッチでした。


法純
九拝


DL


DL2
(C) 熊丸裕子

2011/05/01

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